カップルの健全な関係を育むため
弁護士監修
性的同意サービス「キロク」
をサービスリリース
令和5年7月13日から性犯罪に関して刑法改正により、『不同意性交等罪(刑法177条)』が新設されました。
『不同意性交等罪』について、性交等をした時点で同意があったと思っていた場合でも、後から「本当は同意していなかった」と申告し、加害者として罪に問われる可能性があり、密室で同意があったことを証明するのは困難です。
そこで法改正に伴い性行為の同意をお持ちの端末からWEB上で行える〈性的同意サービス「キロク」〉を開発いたしました。
※同意をした記録はアプリ内で蓄積され証拠として使用することが可能です。
※必ずしも全ての行為が合法になるわけではありません
キロクの特徴について
ふたりの関係をキロクするための
WEBサービス
インストール不要
メールアドレス、Googleアカウント
での登録のみで使用可能です。
スマホで簡単
紙媒体での同意書のような形式ではなくスマホ上で手続きが完結します。
基本利用・無料
簡単な同意手続きは全て無料でご利用いただけます。
キロクの使い方
サービスの使い方について
流れを資料にしました
シチュエーション
キロクをどんな時に使うのか
場面の例
夫婦で
ラブホテルに入ってから
カップルで食事中
ロマンチックな雰囲気に
なった時
デートから
家に向かう前に
安心・安全について
デリケートな情報を扱うサービスだから
気をつけていること
24時間365日のサポート体制
テクノロジーとスタッフの監視体制によってすべてのユーザーに安心安全なサービスをお届けします。
SNSには投稿されません
X、LINEなどのSNS経由で会員登録を行った場合でも投稿は行われません。
実名は表示されません
メールアドレスのみの登録で実名は必要ありません。
悪質なユーザーは利用停止
ユーザーからの違反報告だけでなく、行動傾向などを分析し悪質ユーザーの排除・厳正な対処に努めています。
おしらせ
サービスに関する最新情報
お伝えすることなど
よくある質問
監修弁護士から、リリースより寄せられております
ご質問への回答を下記掲載いたします
有名人の性加害報道が続き、中には数年前の事例を持ち出すこともあります。
キロクを使用すれば告訴に対抗できますか?
性的行為に対する同意・不同意について、キロクで同意した履歴があることだけから、同意ありという評価にはならないと考えます。
ただし、性的行為直前に同意をしていたということは、同意不同意の判断にあたって重要な間接証拠にはなるものと考えます。
後述しますが,キロクでは,一定期間であれば同意の取消しができる機能が付与されています。無理やり同意したことにされたのであれば、同意を取り消すはずですから、それがなされずに「同意」の記録が残されていたのであるとすれば、不同意性交等で後日告訴された際、「不同意ではない」ことを示す有効な証拠になろうと考えます。
※但し、キロクの運営ポリシーとして「加害者側」のディフェンスに利用することに主眼を置いている訳ではありません。キロクそれ自体は紛争回避と性交渉等における同意の重要性を啓蒙することが主たる目的であります。ですから、「キロクを利用すれば大丈夫だ」等と安易に考えて利用されることは、制作趣旨から外れることになります。
取り消しの48時間の意味は何でしょうか?
取り消されたらサービスの意味はあるんですか?
当初、取消機能というものは想定していませんでしたが、密室において無理やり同意をさせられて、これを「同意あり」の証拠として利用されることが懸念されました。そのような場合に、相手方と離れて以降「同意を変更できる」ようにすることで、本当は同意していなかった場合に、その旨の意思表明ができるようにしたということです。
なお、48時間という時間が妥当か(短すぎる・長すぎる)は、運用状況を踏まえて、今後改善の余地はあるものと考えます。
美人局対策としてキロクを使うにはどうすればいいですか?
いわゆる美人局と称する恐喝あるいは詐欺行為については、典型例で言えば、どのタイミングで共犯者がやってきたのか、共犯者との関係性等、様々の事情を踏まえて対処がなされるべきものですから、キロクだけで対処ができるものではありません。
一般的に美人局でキロクが利用されるとすれば、同意の取消機能を悪用するということが考えられますが、同意即取消等という場合には、明らかに不審であって美人局ではないかといった反論はあろうかと思います。
ホテルは同意にならないということですが、
キロクと組み合わせて同意にはなりませんか?
同意不同意の判断は間接事実の総合考慮となります。それ故、普通のホテルであれば同意にならない、ラブホテルであれば同意になる等と断定できるものではありません。キロクにて同意したという履歴は、同意を推認させる一つの事情であることは間違いないのであって、その他の事情も踏まえて同意不同意の判断がなされるものと考えます。
酒量はどれくらいの量から同意にならないんですか?
お酒に対する耐性は人によって異なりますので、一概にこの量を飲酒すると同意なしとなるとは明言できません。
社会的地位による強制とはどれくらいの差を意図してますか?
社会的地位の差によって性行為等を求められることは、昨今の報道でも周知のとおりであろうと思います。もっとも、社会的地位の差があれば即不同意という訳でもありません。社会的地位の差も同意不同意を評価する一つの事実に過ぎません。その意味では、圧倒的に地位に差があって、その地位に関連して事実上拒絶できないということであれば、それは同意なしに働くでしょうし、そうでなければ、地位に差があるからといって同意なしとは評価されないでしょう。
※質問は個々の事情によるものとなります。
性的同意記録サービス「キロク」は
スマートフォンでの使用を基本とした
インストール不要・WEBブラウザで動作するWEBアプリです。
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