「性行為が怖い」と感じる自分を、責めてしまっている方はいませんか。
「パートナーがいるのに前向きになれない」「断ったら嫌われるかもしれない」そんな不安を抱える人は少なくありません。
しかし、性行為に対する気持ちは人それぞれで、その感じ方は尊重されるべきものです。
この記事では、「怖い」と感じる理由を整理し、その気持ちをどう伝えればよいのかを、性的自己決定を大切にする視点から解説します。
もくじ
性行為が怖いのはおかしいこと?

性行為が怖いと感じるのは、決して珍しいことでも、間違ったことでもありません。
たとえ大切なパートナーが相手であっても、体調や心の状態によって「今は不安」「気が進まない」と感じるタイミングは誰にでもあります。
たとえば妊娠や生理不順への不安、産後で体が回復していない、仕事や育児の疲れが強いといった身体的な理由もあれば、過去の性的な経験がトラウマになっている場合もあります。
こうした気持ちについて「愛が足りないのでは」「相手を傷つけてしまうのでは」と自分を責めてしまう人もいるかもしれませんが、性行為への不安と愛情の深さは別のものです。
また、この悩みは女性に限らず、男性でもプレッシャーや体調、心理的理由から性行為を不安に思うことがあります。
いずれにせよ、大切なのは、「怖い」と感じる自分の感覚を否定しないことです。
性行為に対する不安をパートナーに伝える方法

「断ったら嫌な顔をされないかな」と心配に思ってしまうことも多いでしょう。
しかし、パートナーと円満な関係を築きたいときこそ、不安も悩みも率直に伝えることが大切です。
今の気持ちを率直に言葉にする
まずは、「性行為が怖い」「不安を感じている」という事実を、できるだけ率直に伝えることが大切です。
遠回しに避け続けるよりも、落ち着いたタイミングで正直な気持ちを話すことで、誤解を防ぎやすくなるはずです。
その際、「あなたが悪いわけではない」「自分の悩みとして感じている」と主語を自分に置いて話すと、相手も受け止めやすくなるはずです。
理由を無理に整理しすぎない
不安の理由を説明しようとして、「うまく言葉にできない」「自分でも分からない」と感じることもあるでしょう。
その場合、無理に明確な理由を用意する必要はありません。
「理由ははっきりしないけれど、怖いと感じる」という気持ちも嘘ではないし、十分誠実です。
気持ちそのものを尊重してもらうことが、対話の第一歩になるでしょう。
話し合いのタイミングと場所を選ぶ
性行為の直前や感情が高ぶっている場面では、冷静な話し合いが難しくなりがちです。
不安について打ち明ける場合は、日常の落ち着いた時間や、二人で安心して話せる環境を選びましょう。
タイミングを工夫することで、感情的な衝突を避け、建設的な話し合いを進めやすくなります。
どうしたいかを共有する
不安を伝えるだけでなく、「今は距離を保ちたい」「スキンシップはここまでなら大丈夫」といった、自分の希望も合わせて伝えると、相手は具体的に理解しやすくなります。
性行為の有無だけでなく、二人にとって心地よい関係性をや距離感一緒に考えてみましょう。
もしも「不安な気持ちが伝わらない」と感じたら

「何度話しても気持ちが理解されない」「無理に受け入れるよう求められる」
そんな場合は、自分自身を大切にするためにも、一度距離をおくことも選択肢のひとつです。
感情がすり減った状態で関係を続けると、心身に大きな負担がかかります。
また、第三者の視点を取り入れるために、カップルカウンセリングや専門機関を利用してみてもよいでしょう。
しんどいときに、性行為を無理に受け入れる必要はありません。
自分の「怖い」という感覚は、尊重されるべき大切なサインです。
性行為の不安は率直な話し合いが大切
性行為を怖いと感じることは、決しておかしなことではなく、誰にでも起こり得る感情です。
その背景には、体調や過去の経験、心理的な不安など、人によってさまざまな理由がありますが、大切なのは自分を否定しないことです。
パートナーには、率直かつ落ち着いた形で不安を伝え、自分の希望を共有することが関係性を守る第一歩になります。
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メモをつけるのにも利用できるので、不安や恐怖について振り返るために役立てることもできますよ。

